お茶の健康効果

お茶は健康食品として、昔から飲まれています。
5000年前の中国の神話では、神農という者が様々な野草を試食し、人々に食べられる植物を伝えていたそうです。野草ですので時には毒に当たることもあります。そんな時にお茶の葉を噛んで解毒をしたとのことです。
昔、お茶は薬として飲まれていました。

お茶の成分について

お茶の成分はいろいろありますが主に3つ。それぞれが味の要素になり、健康への効果があります。

カテキン

お茶の渋味や苦味をもたらす成分で、健康効果としてとても注目を集めています。最近ではエピガロカテキンガレートが脂肪燃焼によく効く事が明らかになっています。カテキンの代表としては4つあります。

  • エピカテキン
  • エピガロカテキン
  • エピカテキンガレート
  • エピガロカテキンガレート

カテキンは抗酸化作用が強く、体内の活性酸素(人体を酸化、攻撃する)を食い止める働きがあり、病気になりにくくなります。そのほかに、血中コレステロールの上昇を抑える、高血圧予防、肥満予防などの効果があります。

アミノ酸(テアニン)

旨味成分であるアミノ酸ではグルタミン酸やアスパラギン酸などのほかにお茶特有のテアニンを含んでいます。テアニンはリラックス効果があり、お茶を飲むことでアルファ波(α波)が出ることで知られています。お茶を飲むとホッとするのはこの成分の働きです。上級な緑茶や玉露などの被覆栽培したお茶に多く含まれます。
リラックスした状態になると筋肉の緊張、血管の拡張、冷えの解消など効果があります。

カフェイン

眠い時にコーヒーを飲んで目を覚ますのはカフェインの作用です。このカフェインはお茶にも含まれています。お茶では苦味成分になり、高温で抽出するとよく溶け出します。
人間の中枢神経を刺激し興奮させ、眠気を防いだり運動能力を向上させたりする効果があります。二日酔いにも効果があり、アセドアルデヒドという毒素が血管を拡張するのをカフェインが血管を収縮させてくれます。このカフェインの血管収縮作用によって、頭痛が収まって二日酔いの辛さを和らげてくれます。

煎茶の成分(水溶性成分)

成分含有量効果
カテキン類11-17%抗酸化、抗がん、血中コレステロール 上昇抑制、血圧上昇抑制、血糖上昇抑制、認知症予防、抗菌、抗ウイルス、腸内フローラの改善、消臭
カフェイン1.6~3.5%覚醒作用、強心、利尿作用、代謝改善
テアニン0.6~2.0%脳・神経機能調整、リラックス効果
フラボノール類約0.6%毛細血管抵抗性増強、抗酸化、抗がん、心疾患予防、消臭
複合多糖類約0.6%血糖上昇抑制
ビタミンC0.3~0.5%抗壊血病、抗酸化、抗がん、風邪予防、免疫機能改善
γアミノ酸(ギャバ)約0.01%血圧上昇抑制、脳・神経機能調整
サポニン0.2%抗喘息、抗菌、血圧上昇抑制
ビタミンB21.2mg%口角炎、皮膚炎防止、脂質過酸化抑制
食物繊維3~7%抗がん、血糖上昇抑制

村松敬一郎他,茶の機能(2002)

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