ランニング時のお茶はいいの?
ランニング中の水分補給に何を飲んでいますか?
2020年頭からのコロナウイルス蔓延でリモートワークになり、運動不足解消にランニングを始めたという人は多いかと思います。そんな中で運動中の水分補給の重要性を感じた人も多いのではないでしょうか?皆さんは水分補給時にどのような水分を摂取しますか?お水ですか?スポーツドリンクですか?それともお茶ですか?

今やコンビニや自動販売機で水分を簡単に購入できるので、その時の気分で飲み物を選び補給する人も少なくないかもしれません。口に含むと爽快感があり、スッキリする冷たい緑茶は、カロリーもなく乾いた喉を潤すには最適です。また、最近では、脂肪燃焼にはガレート型カテキンやカテキンが良いなどとも言われておりスポーツ時の水分補給にも緑茶は適していると思ってしまうかもしれません。
しかし、緑茶など茶葉で淹れるお茶にはカフェインが含まれていて、スポーツ時の水分補給としては余りおすすめできません。
カフェインが適さない理由
一つに、カフェインには利尿作用があり、飲んだ分以上の水分を体の外に排出してしまいます。運動中は、発汗によって失われる水分の70から80%を補給することが目安とされているので、運動中の水分補給として考えると、カフェインを含むお茶は適していないのです。
二つ目の理由として、ランニング中に失われた塩分を補えないためです。ランニング中に出る汗は、99%が水で1%が電解質です。「電解質(イオン)」とは、塩分が水に解けたもので、ナトリウムやマグネシウムなどがあげられます。
この電解質は、筋肉細胞や神経細胞の働きに関わるなど、その役割は重要です。汗が出る時は水分、電解質ともに失われているため、水分だけでなく塩分も補給することが望ましいのです。
ランニング中の水分補給としておすすめのお茶は?
ずばり、カフェインを含まないお茶です。
茶葉が原料のお茶は、基本的にカフェインを含んでいるものばかりです。緑茶や烏龍茶、紅茶、ほうじ茶、玄米茶などはカフェインを含んでいます。
その一方で、茶葉以外を原料としている麦茶やそば茶、ルイボスティーなどはカフェインを含みません。特に、夏の飲み物の定番ともいえる麦茶は、ノンカフェインでミネラルが豊富なため軽いランニング時の水分補給におすすめできるお茶といえます。さらに麦茶の原料の大麦には身体を冷やし、血液をサラサラにしてくれるともいわれていて、ランニング後のクールダウンや疲労回復にも効果的です。

デメリットばかりでないランニングとお茶の関係
利尿作用などからみると、ランニング時の水分補給には適さないとされるカフェインを含むお茶ですが、実は、ランニング前後に飲むことでパフォーマンスや集中力が高まるといわれていて、さらにお茶に含まれるカテキン類などには疲労の原因となる活性酸素を除去する効果があるともいわれています。
また、お茶のカテキンが持久力を向上させる可能性があるとの研究発表も過去に発表されました。カテキンについては今後お伝えしますが、これはお茶好きランナーにとっては嬉しい発表になったことでしょう。
ストレス発散や運動不足解消、またリフレッシュ効果やダイエット、ランニングは多くの効果が期待されるスポーツです。最近始めたばかりの人も、長く続けている人も、今後のランニングライフをお気に入りのお茶と一緒に楽しんでみてくださいね。
持ち運びに便利!アウトドアでお茶を楽しむフィルターインボトル
フィルターインボトルは急須のようにフィルターが着いたペットボトル。ランニングに行く前に茶葉と水をボトルに入れてランニングに出発!
ランニング中は少し我慢して寝かしておきます。終わった後、味も出て美味しい水出し茶になってるので美味しく飲めます。喉も乾いているのできっと2倍美味しいと思います。
ぜひ、お試しください。

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