煎茶(普通蒸し茶)
日本茶の代表「煎茶」
お茶といえば、煎茶と想像する人がほとんどだと思います。「煎茶」は緑茶の中で流通量の80%をしめるお茶の代表です。静岡や鹿児島など、全国で生産されています。程よい渋みと爽やかな香り、甘みですっきりとしていて一番愛されていれるお茶ともいえます。
4~5月の新茶の時期によく収穫される一番茶の摘み取り、茶葉を30~40秒ほど蒸して仕上げたものを煎茶といいます。(深蒸し茶はさらに2~3倍蒸します。)葉の色は深い緑色。葉が針のようにとがっているのが特徴です。


玉露や深蒸し茶、番茶などそれぞれ味に特徴がありますが、煎茶は香り、旨味、甘み、渋味、苦味のすべてのバランスが取れたものになります。様々な要素を持っているので入れ方次第で味が変わります。煎茶の摘取時期は5月の八十八夜辺り(立春から88日)の冬の寒い時期に葉に養分を溜め込むため、おいしくみずみずしい茶葉になります。
淹れ方
茶葉の量 | 1人2〜3g(ただし、1回入れるのに5gはないと薄くなります。1人の場合は5g程度使ってください。) |
お湯の温度 | 70~80℃(上煎茶は低め、並煎茶は高め) |
抽出時間 | 60秒程度 |
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