深蒸し茶
濃厚な味と甘みが特徴

普通煎茶の蒸し時間は30秒~40秒ですが、「深蒸し茶」はその2~3倍長く蒸します。長時間蒸すことで渋みが抑えられ甘みが増しますが、香りが弱くなって爽快感は少なくなってしまいます。また、長く蒸すため葉が柔らかく細かくなり、抽出すると水色(すいしょく)は濃い緑色になります。葉が細かいので水出しにも向いています。
深蒸し茶は静岡県牧之原が発祥と言われています。この地域ではできたお茶の葉肉が厚く渋味が強かったため、市場価値は低い物でした。そこでこの深蒸し製法が開発されというわけです。今では、静岡県の煎茶生産量の7割が深蒸しと言われています。

淹れ方
茶葉の量 | 1人2〜3g(ただし、1回入れるのに5gはないと薄くなります。1人の場合は5g程度使ってください。) |
お湯の温度 | 80℃程度 |
抽出時間 | 30〜40秒程度 |
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